【FC】ファイナルファンタジーIII


【FC】ファイナルファンタジーIII【エンディングまで】

 

突如として大地震が世界を襲った。世界の光の源であるクリスタルは地中に引きずり込まれ、闇の魔物が解き放たれていく[6]。
地震によって、辺境の村ウルの近くにできた洞窟。村に住む4人のみなしごの少年たちは、そこへ探検にやってきていた。
ちょっとした度胸試しのつもりだった4人。だが彼らはその洞窟の奥で風のクリスタルに遭遇し、啓示を受ける。クリスタルは、世界を覆う闇を振り払う「光の戦士」として少年たちを選び、希望を託したのだった。
クリスタルの啓示を受け、少年たちは、まだ見ぬ世界へと冒険の旅に出た。新しい仲間との出会いと別れ、そして、大地震が生んだ魔物どもとの戦い[6]。
旅の中で、彼らはこの大地震と世界の異変を引き起こした、ザンデという男のことを知る。
ザンデはかつて大魔道士ノアに仕えた三人の弟子のうちの一人。ノアは死すとき、三人の弟子たちにそれぞれ遺産を与えた。ドーガには魔法の力を、ウネには夢の世界を、そして、ザンデには人間としての命を。
だが、ザンデはそれが不服だった。かの地を去ったザンデは土のクリスタルを利用してこの世界に大地震を引き起こし、闇の力を増大させていく。
ザンデを止めなければならない。ドーガとウネは、光の戦士たちにそう言い残して、死んでいった。
旅の果てに、戦士たちはザンデの居城、シルクスの塔(クリスタルタワー)に辿り着いた。
苦闘の末にザンデを倒す四戦士。だが、ザンデが増大させた闇の力はこの世界のバランスを狂わせ、暗闇の雲を生み出してしまった。
暗闇の雲は世界のすべてを無に還す存在であり、闇の力に守られた暗闇の雲の前に戦士たちは敗れ去る。
そこへ駆けつけたのは、かつて旅の中で知り合ったたくさんの仲間たちだった。仲間たちの声、そしてドーガとウネによって魂を分け与えられた戦士たちは甦り、最後の戦いへと赴く。
たどり着いた闇の世界で戦士たちは、4つのダーククリスタル、そして闇の4戦士と出会った。
闇の4戦士たちは言う。
「世界はあるところで、また無に還るのかも知れない……
 だが、まだ光の世界にも、そしてこの闇の世界にも、それを拒む、希望や、愛が残っている。それが残っている限り、まだ無に還るのは早いのだ。
 さあ、世界を無に還そうとするものを消し去ろう!光と闇の希望で!!」。
闇の4戦士たちによって、暗闇の雲を守る闇の力は消滅し、戦いの果てに戦士たちは暗闇の雲に打ち勝つ。
闇が去り、光が戻った世界に、少年たちは仲間たちをひとりひとり送り届けた。そして、ウルの村へと帰ってきた彼らは夜明けを見る。
それは、4人に冒険のはじまりを告げた、あの風のクリスタルが光を取り戻す姿だった。

出展元:ウィキペディア 

 

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