【DS】バイオハザード デッドリーサイレンス【#1 ジル編】
ストーリー
1998年夏、アメリカ中西部の地方都市ラクーンシティの郊外で、孤立した民家が10人前後のグループに襲われ、住民が食い殺されるという猟奇的殺人事件が発生した。その異常性にも反して犯人は特定されず捜査は難航。その後も犠牲者が続出したことで、事態を重く見たラクーン市警は特殊作戦部隊S.T.A.R.S.(スターズ)に出動を要請する。7月23日の夜、同部隊のブラヴォーチームが街郊外のアークレイ山地にヘリで捜査に向かったが、その後通信が途絶え、チームは行方不明となってしまう。翌日24日の夜、主人公クリス、ジルの二人が所属するアルファチームがブラヴォーチーム捜索のため現場へと向かい、墜落したヘリとパイロットの遺体を発見。直後、皮膚の至る所が腐り落ちた、異様な姿の野犬の群れに襲われてしまう。この時アルファチームも隊員の一人ジョセフ・フロストが死亡、もう一人が行方不明となり。ヘリで待機していた隊員ブラット・ヴィッカーズは恐れをなして、仲間を置いたままヘリで飛び去ってしまった。残された隊員たちは森の中を逃げ回るうち、一軒の古びた洋館を発見してどうにか逃げ延びることができた。しかしほっとする間もなく、一発の銃声が玄関ホールに届く。主人公が銃声のした方角の部屋へ向かうと、そこには森の中の野犬と同じく、全身が腐り果てた、どう見ても死んでいるはずなのに動く人間――ゾンビと、それに食い殺されたブラヴォーチームの隊員のケネスの遺体があった[注 1]。あまりにも異様な状況に、主人公は隊長のウェスカーに報告しようとするが、玄関ホールを確保していたはずのウェスカーは忽然と姿を消していた。腐った野犬の群れに囲まれているため玄関から外には出られず、残された主人公は他の仲間と脱出手段を見つけ出すため、館の中を調査することになる。洋館の中は至る所にゾンビが徘徊しており、先に逃げ込んでいたブラヴォーチームの隊員達が餌食となっていた。また、迷路のように入り組んだ構造で、扉はいくつもの鍵で閉ざされ、様々な仕掛けが行く手を阻む狂気の館だった。残されていたファイルから、この異常事態が、ここで秘密裏に研究されていたウイルスが漏出し、それに感染した人間が怪物化したことによる「バイオハザード」であったことが判明する。捜査が進むにつれゾンビだけでなく、ウイルスに感染し異様に巨大化・狂暴化した自然界の生物までもが襲い掛かってくるようになった。洋館裏手の寄宿舎をひと通り捜査し終えた時点で、主人公はようやくウェスカーと再会。洋館の中でまだ調べていない施錠されたエリアの捜査を命じられる。洋館へ戻ると、そこにはゾンビの代わりに、ゴリラと爬虫類が融合したような、明らかに自然界には存在しない怪物ハンターが徘徊していた。新たに発見したファイルから、それが研究されていたウイルス ー 「T-ウイルス」を用いて軍事利用のために開発された生物兵器であり、連続猟奇殺人事件へのS.T.A.R.S.出動が、生物兵器の実戦データを得るために仕組まれていたことが判明。その事実は、生き残っていたブラヴォーチームのリーダー、エンリコ・マリーニから裏切者の存在が告げられ、さらにそのリーダーが目の前で何者かに射殺されたことで疑いのないものとなる。そして、洋館の地下に隠されていた研究所の最深部で、黒幕である製薬会社アンブレラがS.T.A.R.S.に送り込んだスパイであったウェスカー隊長と対峙。彼は主人公らを抹殺するため最強の生物兵器タイラントを起動させるが、暴走したタイラントは逆にウェスカーを手にかけてしまう。主人公らは死闘の末タイラントを撃破し、先に逃げていたヘリを呼び出して研究所からの脱出に成功。悪夢の夜からの生還を果たした。
出典元:ウィキペディア
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