【FDS】タイムツイスト 歴史のかたすみで… 後編【エンディングまで】
人々の間で世紀末への不安が高まる1995年、9月25日の東京。主人公の少年は双方向テレビの占いサービスで見た「郊外の博物館で異性との出会いのチャンスあり」との予言を確かめるため「悪魔博物館」へやって来た。占いの通り、博物館の中で同じくらいの年頃の少女に出会う。
お互いによい雰囲気となり、自己紹介を始めようとしたところで突如地震が発生する。思わず抱き合う2人だが地震は一向に収まらない。そこで動揺した少年は占いで知った「異性を射止める言葉」を厄払いのおまじないとして叫ぶ。しかしこの言葉は悪魔を解放するための呪文だった。実は博物館の展示品「魔封じの壺」に封じ込められていた悪魔が占い番組のテレビ電波をテレパシーで乗っ取り、少年にこの呪文を唱えさせようと仕組んでいたのだ。
壺から解放された悪魔は少年の若い肉体を奪い、さらにマスコミの取材から逃れて博物館の近所に建つ別荘に隠隠居していた物理学者のシモンからは彼がひそかに開発していた携帯型タイムマシン・「タイムベルト」を奪った。体を強引に交換させられ朽ちた悪魔の姿となった少年は自分の体を取り戻すため後を追うが、悪魔とともに過去の世界へタイムスリップしてしまう。出展元:ウィキペディア