【FDS】ふぁみこんむかし話 遊遊記 前編【エンディングまで】
昔々、今の中国に当たる東勝神州という大陸のある村に、女の子が住んでいました。
ある夜、女の子の家の近くに隕石が落ち、中から1匹の猿が飛び出してきました。
両親を早くに失い天涯孤独のみであった女の子は、猿に名前をつけてかいがいしく世話をしますが
かつて牛魔王と組み天界を荒らした罪により、猿はお釈迦様に連れ去られ、五行山の牢屋に閉じ込められてしまいました。
猿と一緒に暮らすためには「光の小づち」と呼ばれる宝を手に入れ、猿のひねくれた性格を正さなくてはならない。
そう聞かされたされた女の子は、猿を救うため、光のこづちを求めて独り旅に出るのでした。
そして数年後。世界が牛の化け物牛魔王の魔の手に脅かされるようになった頃、一人の僧侶がお経取りのために天竺へ旅に出ました。
ひょんなことから、猿は僧侶、三蔵法師の弟子となり、お供として天竺へ旅立つ事になってしまうのでした。
果たして珍道中の行く末やいかに?